GOVERNANCE WEEK 2026

GOVERNANCE WEEK 2026

複雑化する経営リスクに、ガバナンスはどう向き合うべきか。

企業を取り巻くリスクは、生成AIの急速な普及、サイバー攻撃の高度化、サプライチェーンの複雑化、企業不正など、これまで以上に多様化・複雑化しています。制度やルールを整備するだけでは、組織を十分に守れない時代です。

本イベントでは、AI監査・AIガバナンス、サイバーセキュリティ、会計不正、内部統制、内部監査人の育成・キャリアなど、いま企業のガバナンスを考えるうえで欠かせないテーマを取り上げます。制度や仕組みを実際に機能させるために、経営・内部監査・リスク管理・コンプライアンスに何が求められるのか。具体的な事例と第一線の実務家の知見を通じて、これからの企業ガバナンスのあり方を考えます。

本イベントでは、各セッション終了後の参加アンケートで希望された方へ、CPE申請に利用できる参加証を発行いたします。
※CPEとしての認定可否・申請方法については、各資格団体の規定をご確認ください。

TIME TABLE

各セッションを選択すると、詳細へ移動します。

ARCHIVE 11/20(金):11/7開催分を配信 / 11/21(土):11/6開催分を配信

SESSION

SESSION 01
コーポレートガバナンス意思決定

11月6日(金)10:00–11:00|ONLINE

11月21日(土)10:00–11:00|ARCHIVE ONLINE

サイバーセキュリティは「取締役会の議題」へ

―2026年CGコード改訂で、問われる内部監査の新たな役割―

2026年7月のコーポレートガバナンス・コード改訂により、取締役会は内部監査部門を活用しつつ、グループ全体の内部統制・リスク管理体制の運用状況を監督すべきことが原則レベルで示され、その考慮事項としてサイバーセキュリティリスクが明記されました。相次ぐランサムウェア被害や直近の不正アクセスの急増が示すように、サイバー攻撃はいまや事業継続と業績を左右する経営リスクです。しかし、多くの組織において、持株会社、IT統括子会社、海外拠点、委託先に統制の担い手が分散し、守るべき対象も多様であることから、「誰が何に責任を持っているのか」「各統制は有効に機能しているのか」を把握することは容易ではありません。

本講演では、コーポレートガバナンス・コードをはじめ、NIST CSF 2.0やIPPF(専門職的実施の国際フレームワーク)のトピック別要求事項など国内外の規範の動向を整理したうえで、分散した責任構造を可視化する方法を紹介します。そのうえで、内部監査部門が何を見て、取締役会の意思決定の前提となる情報をどう報告すべきかを、実務の視点から解説します。

福崎 紗甫里 氏 登壇者写真
GUEST 福崎 紗甫里氏 PwC Japan有限責任監査法人 ガバナンス・リスク・コンプライアンス・アドバイザリー部 マネージャー

福崎 紗甫里氏

Sahori Fukuzaki

PwC Japan有限責任監査法人 ガバナンス・リスク・コンプライアンス・アドバイザリー部 マネージャー

米国公認会計士(USCPA)
公認内部監査人(CIA)

大手都市銀行、総合商社を経て、PwC Japan有限責任監査法人に入社。製薬、製造、商社、物流等の日系企業を対象に、GRC領域での支援を行う。
サイバーセキュリティ監査をはじめとする国内外子会社を対象とした各種内部監査の支援および助言、全社的リスク管理(ERM)体制の構築・高度化支援、J-SOX導入・評価支援等、多岐にわたる業務に従事。

SESSION 02
第三者リスク経営判断

11月6日(金)11:10–12:10|ONLINE

11月21日(土)11:10–12:10|ARCHIVE ONLINE

SCS評価制度で、サプライチェーンは本当に守れるのか?

―重大インシデントとAI時代から考えるITガバナンス―

サプライチェーンのセキュリティ対策を可視化する「SCS評価制度」。制度への注目が高まる一方、「評価を取得していれば安全」と言い切ることはできるのでしょうか。

重大なサイバーインシデントでは、セキュリティ対策そのものだけでなく、委託先への依存、経営判断、事業継続、復旧体制など、ITガバナンス上のさまざまな課題が浮き彫りになっています。

本講演では、実際のインシデント事例を手掛かりに、SCS評価制度を「取得するための制度」で終わらせず、実効的なサプライチェーン管理につなげるためのポイントを考えます。さらに、AIサービスの利用拡大によって新たに問われるデータ管理や外部サービスへの依存も踏まえ、内部監査・IT監査は評価結果の“その先”に何を見るべきかを解説します。

萩原 健太 氏 登壇者写真
GUEST 萩原 健太氏 GOFU株式会社 代表取締役
日本サイバーセキュリティ産業振興コミュニティ(NCPC)代表
一般社団法人ソフトウェア協会 副会長

萩原 健太氏

Kenta Hagihara

GOFU株式会社 代表取締役
日本サイバーセキュリティ産業振興コミュニティ(NCPC)代表
一般社団法人ソフトウェア協会 副会長

公共政策学修士(法政大学大学院)。セキュリティベンダー、コンサルティング・SI、セキュリティ教育企業を経て、CSIRT・PSIRTの構築支援をはじめとするセキュリティコンサルティングや人材育成、組織のセキュリティガバナンス強化に従事。
医療分野では、つるぎ町立半田病院のコンピュータウイルス感染事案や、大阪急性期・総合医療センターのランサムウェア事案における調査・報告書作成など、重大なサイバーインシデントへの対応に携わる。
現在は、サイバーセキュリティ、サプライチェーンセキュリティ、医療・自治体、人材育成など幅広い領域で活動している。

SESSION 03
兆候管理組織風土

11月6日(金)13:00–14:00|ONLINE

11月21日(土)13:00–14:00|ARCHIVE ONLINE

会計不正を生む組織文化と経営の死角

会計不正は、ある日突然起きるわけではありません。小さなルール逸脱や忖度から始まり、業務・組織・経営に潜む「死角」が連鎖することで、長期化・重大化していきます。

本講演では、不正調査の現場から見えてきたそのメカニズムをひも解き、不正を防ぎ、早期に発見するための企業文化とガバナンスのあり方を考えます。

岡村 憲一郎 氏 登壇者写真
GUEST 岡村 憲一郎氏 かえで会計アドバイザリー株式会社 代表取締役

岡村 憲一郎氏

Kenichiro Okamura

かえで会計アドバイザリー株式会社 代表取締役

公認会計士
米国公認会計士(USCPA)
公認不正検査士(CFE)

中央青山監査法人、PwCニューヨーク事務所での監査経験を経て独立。現在は、国内外の会計不正に関する調査業務を手掛け、不正の原因分析や再発防止、ガバナンス改善のコンサルティングに従事。著書に『会計不正のリスク管理実務マニュアル』(民事法研究会)、『IFRS初度適用の実務』(中央経済社)などがある。

SESSION 04
国際資格プロフェッショナル

11月6日(金)14:10–15:10|ONLINE

11月21日(土)14:10–15:10|ARCHIVE ONLINE

AI時代のガバナンス人材に、求められる専門性とは?

―CIA・CISA・CFE・AAIAで描く、これからのガバナンスキャリア―

AIの急速な普及、サイバーリスクの高まり、複雑化する不正や規制対応など、企業を取り巻くリスクは大きく変化しています。ガバナンスを担う人材にも、内部監査だけでなく、IT・セキュリティ、不正対策、そしてAIガバナンスまで、より幅広い専門性が求められるようになっています。

本講演では、CIA・CISA・CFE・AAIAの4つの資格・プログラムを軸に、それぞれの専門領域や学ぶ内容、キャリアへの活かし方を解説。変化するリスク環境の中で、自身の専門性をどのように築き、広げていくのかを考えます。

九石 賢治 氏 登壇者写真
GUEST 九石 賢治氏 株式会社アビタス ガバナンス事業部 シニアアドバイザー

九石 賢治氏

Kenji Sazarashi

株式会社アビタス ガバナンス事業部 シニアアドバイザー

アビタス入社以来、アドバイザーとして様々な資格の講座の運営に関与し、講座検討者のキャリアプランをサポート。現在は、ガバナンス事業部で、CFE(公認不正検査士)・CISA(公認情報システム監査人)講座のチーフ、公認内部監査人(CIA)のサブチーフとして、ガバナンス系資格の講座の運営に従事。累計1,000名を超える資格検討者に中長期的なキャリア、資格の有用性を伝え、キャリア設計のサポートを行う。

SESSION 05
国際基準ITガバナンス

11月7日(土)10:00–11:00|ONLINE

11月20日(金)10:00–11:00|ARCHIVE ONLINE

10年ぶりの大改訂、ITガバナンスはどう変わったのか?

―国際基準から読み解く、サイバー・AI時代のガバナンス―

昨今では、サイバーセキュリティリスク管理や、AIリスク管理等、様々なリスク管理の局面においてITに関連するガバナンスの重要性が指摘されています。このITガバナンスについては、2022~2026にかけて国際基準であるISO/IEC28500シリーズが10年ぶりに大幅な改訂が実施されており、その内容も従来のもの(2015年版)とも大きく変わっています。

本講演では、この改訂された国際基準及びそれに基づくJIS Q規格の概要を解説すると共に、例えばAIガバナンスについてどのような適用が考えられるかについての1つの考え方をご紹介します。

山口 達也 氏 登壇者写真
GUEST 山口 達也氏 認定NPO法人 日本システム監査人協会 副会長・理事

山口 達也氏

Tatsuya Yamaguchi

認定NPO法人 日本システム監査人協会 副会長・理事

公認情報システム監査人(CISA)
公認システム監査人(CSA)
公認情報セキュリティ主任監査人(CAIS)

都銀システム開発部門に約9年勤務し、国内勘定系システム、情報系システム、市場系システムを担当。朝日監査法人(現あずさ監査法人)に転職後、約25余年にわたり、財務諸表監査におけるIT統制監査、システムリスク管理態勢、セキュリティ管理態勢、大型システムプロジェクトマネジメント管理態勢等、さまざまなシステム・セキュリティに関する管理態勢の外部監査、内部監査支援等の評価系業務に従事。
上記評価系業務と並行し、日本年金機構第三者検証委員会、ISMAP検討委員会監査WG等の委員会等に、委員・参与として参画
有限責任あずさ監査法人 Digital Innovation & Assurance統轄事業部 Digital Advisory事業部/パートナー
日本セキュリティ監査協会 理事
国家サイバー統括室 政策調査員

SESSION 06
事例分析牽制機能

11月7日(土)11:10–12:10|ONLINE

11月20日(金)11:10–12:10|ARCHIVE ONLINE

経営者による内部統制の無効化は、なぜ止められないのか

―ニデック・エア・ウォーター等の会計不正事例から考える監査の役割―

内部統制も、内部監査もあった。それでも、なぜ会計不正を止められなかったのでしょうか。
経営者自身が統制を無効化する側に回ったとき、通常の牽制機能は十分に働かないことがあります。

本講演では、ニデックやエア・ウォーターなどの会計不正事例を横断的に読み解き、経営者による内部統制の無効化が起きる構造と、監査が果たすべき役割を考えます。

米澤 勝 氏 登壇者写真
GUEST 米澤 勝氏 米澤勝税理士事務所

米澤 勝氏

Masaru Yonezawa

米澤勝税理士事務所

税理士
公認不正検査士(CFE)

1997年12月 税理士試験合格
1998年2月 富士通サポートアンドサービス株式会社(現社名:エフサステクノロジーズ株式会社)入社。経理部配属(税務、債権管理担当)
1998年6月 税理士登録(東京税理士会)
2007年4月 経理部からビジネスマネジメント本部へ異動。内部統制担当
2010年1月 税理士として独立開業(現在に至る)
2016年6月,株式会社ITFSソリューションズ監査役就任(現任)
2022年4月,浦和大学社会学部非常勤講師(2025年9月まで)
2023年4月,一般社団法人GBL研究所監事就任(現任)
【著書】
・『企業はなぜ,数字を偽るのか―最新事例から読み解く「会計不正」の潮流―』(清文社・2026年10月刊行予定)
・『新版 架空循環取引─法務・会計・税務の実務対応』共著(清文社・2019)
・『企業はなぜ、会計不正に手を染めたのか-「会計不正調査報告書」を読む-』(清文社・2014)
【寄稿】
・Profession Journal「会計不正報告書を読む」「租税争訟レポート」を連載中
https://profession-net.com/professionjournal
・「開示検査事例集から見る有価証券報告書虚偽記載の実態」『Disclosure & IR』(2024年11月号,宝印刷)
・ 「CFEの視点から見る不正の現場と兆候の検知」(全2回)『会計・監査ジャーナル』(2020年1月号及び2月号,日本公認会計士協会)
・ (ンンビビュー)「会計監査クランシスfile.4 不正は指摘できない」『企業会計』(2016年4月号、中央経済社)
【セミナー・講演等】
・会計検査院主催の内部監査業務講習会に登壇
「不正行為と内部監査――不正防止対策と事例研究を中心に」(2016年から年2回開催,現在も継続中)
・日本公認会計士協会全国研修会に登壇
2022年10月「会計不正の防止・早期発見策」
2020年10月「公表事例で検証する会計不正の早期発見と再発防止策」
・公益財団法人日本監査役協会主催
情報連絡会「不正会計の早期発見手法――監査役の視点から」2016年6月

SESSION 07
人材育成キャリア設計

11月7日(土)13:00–14:00|ONLINE

11月20日(金)13:00–14:00|ARCHIVE ONLINE

内部監査人は、どう育ち、どう育てる?

―新任からベテランまで考える、成長とキャリアのつくり方―

内部監査人としてどのように経験を積み、成長していけばよいのでしょうか。内部監査のあり方は、企業の規模や組織の成熟度、事業環境によって異なり、監査人自身も経験を重ねる中で、求められる知識や視点、今後のキャリアを考えていく必要があります。

本講演では、異なる業種・組織で内部監査を経験し、監査人の育成にも携わってきた安藤氏が自身の経験を交えながら、監査人として成長するために何を学び、経験をどう活かしていくのかを解説します。さらに育成する側に求められる視点にも触れ、育つ側・育てる側の双方から内部監査人のキャリアを考えます。

安藤 学子 氏 登壇者写真
GUEST 安藤 学子氏 株式会社良品計画 監査部

安藤 学子氏

Manako Ando

株式会社良品計画 監査部

事業会社にて、秘書・経営企画・IR・経理・広報など管理部門の業務に従事し、IPO準備および上場後の管理体制構築も経験。
内部統制の整備に携わったことをきっかけに内部監査に関心を持ち、2008年よりIT企業の内部監査部門にて業務に従事。2024年より株式会社良品計画 監査室に参画。

SESSION 08
リスク判断統制設計

11月7日(土)14:10–15:10|ARCHIVE ONLINE

11月20日(金)14:10–15:10|ARCHIVE ONLINE

AIガバナンスは、プロジェクトを止めるのか、進めるのか?

―生成AI時代のガバナンスとプロジェクトマネジメント―

AIガバナンスの必要性が広く認識される中、その実効性をいかに確保し、組織の価値創出につなげるかが問われています。適切な統制はAI活用の信頼性を高める一方、過度な規制や形式的な管理は、プロジェクトの迅速な意思決定や柔軟な対応を妨げかねません。
では、AIガバナンスをプロジェクトの推進力に変えるには、何が必要なのでしょうか。

本講演では、AIガバナンスとプロジェクトマネジメントの接点に着目し、リスクベースの意思決定、説明責任、統制の実効性を確保しながら、プロジェクトの俊敏性と価値創出を両立させるための考え方を考察します。さらに、ガバナンスを単なる遵守事項にとどめず、プロジェクトの計画・実行・評価に組み込むための実践的なアプローチを紹介します。

中谷 公巳 氏 登壇者写真
GUEST 中谷 公巳氏 アクシスインターナショナル株式会社 代表取締役

中谷 公巳氏

Hiromi Nakatani

アクシスインターナショナル株式会社 代表取締役

組織・人材、システム開発・エンジニアリング、セキュリティ・リスク管理領域を横断する現役のプロジェクト・マネジャー。国際認定インストラクターとしてプロジェクトマネジメント、サイバーセキュリティ、システム監査の専門分野で人材の能力開発にも注力。保有資格は100超。PMI,ISC2,CompTIAの国際認定トレーナーを務める。著書に『AI時代のプロジェクトマネジメント』『PMBOK実践活用術』『アジャイル型プロジェクトマネジメント』がある。
Quantic Business and Technology EMBA(経営学修士)/MSAIE(AI工学修士)を履修中、立教大学史学科卒。MIT スローン AI戦略プログラム修了、プロジェクトマネジメント学会、人工知能学会、国際CIO学会。
PMI発行の標準・実務ガイドへの寄稿やレビュー、日本語監訳・解説、内容に基づいた実践例の紹介など、成功するプロジェクトとそのマネジメント手法の研究と普及に努めている。

VOICE

前回参加者の声

01

これから求められる内部監査人になるため日々の研鑽が重要であることを再認識いたしました。

金融業/内部監査室

02

インタビューの方法など不正対応の具体的な対処についてお話しをお伺いできました。

製造業/監査総括部

03

AIに対する、組織として、個人としての向き合い方が勉強になりました。

監査法人/人材開発

04

不正とAIについての付き合い方について、考える機会になりました。

金融業/内部監査室

OVERVIEW

イベント名
GOVERNANCE WEEK 2026
リアルタイム配信
2026年11月6日(金)・11月7日(土)
アーカイブ配信
2026年11月20日(金)・11月21日(土)
視聴方法
Zoomによるオンライン配信
参加費・定員
無料・各セッション先着300名
特典
参加後アンケート回答で CIA/CISA/CFE/AAIA講座受講料 10,000円OFF
CPE参加証
各セッション終了後の参加アンケートで希望された方へ、CPE申請に利用できる参加証を発行します。
※CPEとしての認定可否・申請方法については、各資格団体の規定をご確認ください。
その他注意事項
以下のセッションは、両日とも収録動画での配信となります。
質疑応答はございませんので、あらかじめご了承ください。

SESSION 08|AIガバナンスは、プロジェクトを止めるのか、進めるのか?

RESERVATION

予約は
こちら
↑