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米国公認会計士協会と戦略的パートナーシップ締結 リスクマネジメントおよび内部統制のコース新規開講

  • 2021/11/08
  • プレスリリース

国際資格講座や語学コーチング講座を展開しているパスメイクグループの株式会社アビタス(本社東京都渋谷区、代表三輪豊明)は11月8日、米国公認会計士協会(AICPA)との戦略的パートナーシップにより、リスクマネジメントと内部統制に関するInternational Certificate Programs(以下ICP)の新規2コースを開講したと発表しました。AICPAは米国公認会計士(USCPA)の試験実施機関であり、アビタスは、1995年のUSCPAプログラムを開講して以来、AICPAと良好な関係を保ってきました。パートナーシップ締結によって開講した「Internal Control and COSO Essentials for Financial Managers, Accountants and Auditors」、「Enterprise Risk Management: New Approaches for Today's Complexities」の2コースの受講申し込みはこちらから。 www.abitus.co.jp/icp/

■修了証を通じてビジネスパーソンのグローバルキャリアに貢献
AICPAは会計士試験の実施にとどまらず、主に会計・監査に関わるプロフェッショナルが継続的に知識やスキルを高められるような修了証発行型の講義プログラム(Certificate Program)を独自開発しています。このAICPAの取り組みが、アビタスが掲げるミッション「世界水準の資格・学位・修了証の普及を通して、ビジネスパーソンのグローバルキャリアの構築に貢献する」に合致することから、アビタスから働きかけ、この度のパートナーシップ締結に至りました。


■COSOのリスクマネジメントや内部統制を日本語で
アビタスのICPは、世界中の教育機関が提供するオンラインのビジネス講座を受講できるプラットフォームです。2021年10月1日に提供を開始しており、世界最先端のビジネス動画コンテンツに独自で日本語サポートを付けています。開講したのは「Internal Control and COSO Essentials for Financial Managers, Accountants and Auditors」および「Enterprise Risk Management: New Approaches for Today's Complexities」の両コースです。

COSO(Committee of Sponsoring Organizations of the Treadway Commission)とは、トレッドウェイ委員会組織委員会のことで、内部統制、ビジネスリスクマネジメント、不正行為および財務報告などの関連事項について、経営幹部や政府機関を指導することを目的として、米国で設立されました。1980年代前半、金融機関を含む多くの企業の経営破綻が大きな社会・政治問題となっており、これに対処するために、1985年、AICPAが米国会計学会(AAA)、財務担当経営者協会(FEI)、内部監査人協会(IIA)、管理会計士協会(IMA)に働きかけ、COSOは組織化されました。

COSOのリスクマネジメントや内部統制を日本語で学べるコースは非常に限られていますが、その中で、今回のコースはAICPAとのパートナーシップにより提供を認められた最新コンテンツであり、これらを日本で提供できるのはアビタスだけです。

■開講コース概要
1.Internal Control and COSO Essentials for Financial Managers, Accountants and Auditors
<学ぶトピック>
・内部統制の構成要素と原則
・COSO フレームワークに関連する概念
・経営者の責任と監査人の責任
・一般的な重要会計処理
・内部統制の文書化に使用されるツールとテクニック
<学習時間>:6~7時間
<CPEクレジット>:6.5
<推奨受講者>公認会計士、米国公認会計士等の監査人、財務マネージャーなど

2.「Enterprise Risk Management: New Approaches for Today's Complexities」
<学ぶトピック>
・企業リスク管理の新しいアプローチ
・COSOとISOが最近更新したERMフレームワークの改訂内容
・堅牢なリスク文化の構築
・企業戦略へのリスクマネジメントの適用
<学習時間>:8~9時間
<CPEクレジット>:9
<推奨受講者>リスク管理・内部統制・内部監査部門、経営層など


両コースとも、英語だけでなく日本語の字幕とレクチャーノートや教材も提供されるため、日本語でコースを学び修了することが可能です。
修了することで、修了証(Certificate)の取得はもちろん、ビジネスSNSで表示可能なデジタルバッジや、米国公認会計士(USCPA)や公認内部監査人(CIA)などの国際資格ホルダーが継続教育で必要となるCPEクレジットも取得することができます。


ICPは、今後世界の教育機関と提携交渉を進めることで、順次、修了証コースの種類を増やしていく予定です。


■受講生は延べ2万7,000人
アビタスは1995年にUSCPAの資格取得支援予備校として創業。内部監査の国際資格などを提供しています。商社や金融機関など向けの企業研修などの事業も手掛け、提携企業は延べ2,700社、累計受講生は延べ2万7,000人を超えています。2019年には投資ファンドのアドバンテッジパートナーズの資本を受け入れ、アビタスのほか、語学コーチングの株式会社ジャパンビジネスラボ、日本語学校の株式会社東京中央日本語学院が傘下に並ぶホールディングス体制に移行しました。アビタスはミッションに「世界水準の資格・学位・修了証の普及を通して、グローバルキャリアの構築に貢献する」を掲げており、ICPの新講座開講もこのミッション実現に向けた一環です。