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◆環境変化と人材への影響 |

アクセンチュア株式会社
経営コンサルティング本部
財務・経営管理 グループ統括 公認会計士
野村 直秀氏 |
企業を取り巻く環境は、肌で実感できるほどに日々、変化のスピードを速めています。
新興国の発展によって経済の多極化は急激に進展し、もはや日米欧のみがリードする時代ではなくなっています。
そうした中で、人材・技術・資本は相互に複雑に行き交い、競争は激化しています。
「そうした事態に対応するために、会計制度のグローバル化が求められ、IFRSのような国際財務会計報告基準が必要とされてきたという面があるのではないでしょうか」
会計制度の面からみれば、IFRSというグローバル化への要請のみならず、ローカル対応という課題を企業は同時に抱えています。
「新興国を含めた海外事業の拡大により、各国制度への対応が必要になっている一方、IFRSへの統合の動きもあり、グループ内の会計処理が複雑化しています」
人口の減少といったマクロ環境の面からも、人材の獲得競争の激化は必至であり、相次ぐ規制へ的確に対応するためにも人材確保の要請は高まっています。そうした状況の中で、経理財務部門の社内環境も変化しています。
「資金調達方法が間接金融から直接金融へ移行していく中で、より経理の位置づけは大きくなっていると実感しています。経理処理はITやアウトソーシングに任せながら、よりキャッシュフローを生み出し有効活用する観点からの経理業務、タックスやトレジャリー、有効な資金調達といった役割がより大きくなっているのではないでしょうか。
一方、間接部門としての経理部門は経費削減のプレッシャーが相変わらず強い。海外企業のコスト構造に対抗するため、間接部門へのコスト削減要求は強まっています」
これを人材という視点から見るとどうでしょうか。
「グローバル化による賃金格差の是正や新興国マーケットにおける人材確保の難しさということになります。新たな人材が必要な半面、退職等で有能な人材は減少しています。より高度な役割・スキルが人材に求められているのです。
世界各国で事業展開するためには、多様性が求められます。多様性には、二つの側面があります。多様なマーケットに適応できる柔軟な組織と人材づくりが必要であるという側面と、さまざまな国で活動するに際してそれぞれの国の人材をいかに有効に活用していくかという側面です」
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◆唯一無二の存在を目指して |
こうした大きなパラダイム・シフトの中、企業がその価値を創出していくために、世界に広がるアクセンチュアのネットワークが一体となってこれをサポートします。
「今後、IFRS導入のプロジェクトを進めるにあたって、企業はIFRSの習得者がいつ、どこの部署でどの程度必要になるかを考えなければなりません。すべての関係者がエキスパートになれれば理想的ですが、これを期待するのは非常に難しいことです」
欧米での先行事例を含めて、世界120カ国以上のお客様にサービスを提供してきたアクセンチュアの経験と実績が生きてきます。
「企業が求めているのは単なるアドバイスではなく、総合的な解決手法の提案です。
アクセンチュアは企業が生まれ変わるために不可欠なサービスを提供しています」
これを実現するために、アクセンチュアには、各業務・業界・テクノロジー・システムインテグレーションに精通するエキスパートが多数在籍。
「世界という大きな舞台で、企業が活躍する時代。それを支える真のビジネス・パートナーとして唯一無二の存在となるために、さらなる進化を求めて挑戦を続けます」
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